2014-04

『人形町に江戸の名残を訪ねて』より-向田邦子「う」

向田邦子のエッセイ集『女の人差し指』に収められている『人形町に江戸の名残を訪ねて』の中には、多くの名店が紹介されている。 今すぐ本を片手に散策しに出かけたいところだが、関西住まいの私はまた、ネット散策になる。 昭和52年(1977年)に掲載...続きを読む

一と口椎茸(京都/永楽屋)-向田邦子「う」

向田邦子の「う」の引き出しに入っていたという永楽屋の「一と口椎茸」。どんなにうまいものなのか味見をした。

菊家「水羊羹」の心得-頭でっかち後ずさり東京向田邦子旅

向田邦子がとにかくお気に入りだった「菊家」の水羊羹。エッセイ集『眠る杯』の『水羊羹』では、水羊羹評論家として、それを食べるにあたっての心得を事細かに記している。その心得とは
お酒

向田邦子が試飲したベルギービール「ファロ(FARO)」

向田邦子がベルギーで出会ったファロという銘柄のビール。思わずお代わりを頼んだいうほどのおいしいベルギービールとは。

焼あなごの下村-向田邦子「う」

向田邦子が仕事の合間の楽しみとして集めたお取り寄せのリスト。それを収めている「う」の抽斗が主役のエッセイで、トップバッターを務めたうまいものが「焼あなごの下村」だった。

私と向田邦子と「う」の抽斗

向田邦子との出会いは中学生の時だった。 国語の教科書に載っていた『字のない葉書』。 エッセイというものを知らなかった当時の私は、この話の続きが知りたくて『眠る盃』を本屋へ買いに行った。そこから、彼女の気取らない文章、巧みな表現にぐいぐいと引...続きを読む