親愛なる爺さんへ

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貴方と出会ってから、早くも七年の歳月を迎えようとしています。

出会った頃の貴方は好奇心旺盛で、危険をかえりみずどこにでも冒険に出かけてしまうので、私は貴方に何度も肝を冷やされました。

貴方は歳の近いお兄様のことが大好きでしたね。いつもちょっかいをかけては怒られていました。

今だから言いますが、お兄様はけっこう本気で怒っていましたよ。貴方はまったく気付いていませんでしたが…。

大好きなお兄様が永い旅に出てしまって、貴方は急にヨボヨボになってしまいましたね。

あちらこちらにガタがきて病院にお世話になることも増えました。通院もお薬も苦手なようですが、よく頑張っていますね。

貴方は病院で人気者なので、私は鼻が高いです。

でも爺さん。貴方にやめていただきたいことがあります。

病院の看護師さんに優しくしてもらって嬉しいのでしょうが、看護師さんに抱っこをせがむのはやめてくださいな。付き添いの私が恥ずかしいです。

それからもう一つ。

このところの暑さから逃れたいのは解りますが、紙袋に頭だけ突っ込んで現実逃避なさるのもやめてくださいな。

氷枕ご用意いたしますから…。

現実逃避するフェレット

現実逃避

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