淡路島1泊旅行2日目(前半)慶野松原・うずの丘・福良港

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2025年2月17日月曜日。淡路島夫婦旅行1泊2日、2日目の記録。

宿泊したのは淡路島南部の西海岸側にある慶野松原。そこから大鳴門橋方面を目指し、続いて福良港へ。

あいにくの曇天で絶景を拝むことはできなかったものの、福良の人たちの親切に触れることができた。

(初日の旅行記→夫婦旅行の記録-淡路島1泊2日の温泉旅行(初日)

「慶野松原荘」の朝食に時間を捧げた朝

宿泊していた「慶野松原荘」の朝食は7時半から。少し早めに部屋を出て、朝の慶野松原海岸を見にいった。

朝の慶野松原海岸(2025年2月17日7時19分撮影)

朝の慶野松原海岸(2月17日7時19分撮影)

風はひんやり冷たいけれど、とても穏やかな朝だった。

朝食会場へ入るとずらりと並ぶ料理の数々に俄然スイッチが入る。朝食ビュッフェなんて何年ぶりだろう。

想像より品数が多く、とりあえず第一ラウンドと納得して席に着くまで10分以上が過ぎていた。

慶野松原荘の朝食

吟味に吟味を重ねて選んだ朝食ビュッフェ

料理の味付けはどれも甘めの濃い目。ごはんが進む。特に肉じゃががおいしかった。玉ねぎのコクと牛肉のうまみがじゃがいもにしっかりと染みている。

あまりにごはんが進みすぎておかわりしてしまったため、第二ラウンドに挑むことなく試合終了。それでも1時間かけて朝食を食べていた。当然、そんなに長居していたのは私たちだけ。食に注ぐエネルギーたるや…。

部屋に戻って二度寝…なんて余裕もなく、温かいお茶をすすっているうちにチェックアウトの時間になった。

ホテルを出る前にもう一度慶野松原海岸を見にいくと、ほんの数時間前とは打って変わって北風が吹きすさび、海は荒れ狂っていた。

荒れ狂う慶野松原の海(2025年2月17日10時3分撮影)

荒れ狂う慶野松原の海(10時3分撮影)

あとで聞いた話では、慶野松原の海は荒れ狂っているのが基本だという。ということは、前日に濡れ髪のまま海岸に出て夕日を眺めていられたのは奇跡だったのかもしれない。

※慶野松原荘は2025年3月末で閉館とのこと。

(前日の旅行記→夫婦旅行の記録-淡路島1泊2日の温泉旅行(初日)

キツネにつままれながら「慶野八幡神社」へ

慶野松原荘のあたりはその昔、松帆村という村だった。松帆村を離れる前に、ご挨拶を兼ねて「慶野八幡神社」へお詣りすることにした。

と書けば聞こえはいいが、実は下調べが間に合っておらず、レンタカー内でググって見つけた神社が慶野八幡神社だった。

スマホの画面とカーナビをにらめっこしながら目的地を設定し、案内されるまま車を走らせると、どんどん狭い道に入っていく。そしてなにもない空き地で、モクテキチニ トウチャクシマシタ。アンナイヲ シュウリョウシマス。と言われた。

またキツネにつままれた。旅先でたまに起こるミステリー。

まぁ、適当にググってやってくるような旅行者なんだから、ちょっとからかわれていたとしてもおかしくはない。

幸い、二度目のチャレンジで無事たどり着くことができた。

田園地帯をまっすぐ抜けた山のふもとに慶野八幡神社はあった。

慶野八幡神社(南あわじ市松帆慶野)

慶野八幡神社

参道の脇には何本も桜の木が並んでいた。桜の季節にまた来れたらいいなと思った。

参道沿いに並ぶ冬の桜(慶野八幡神社)

参道沿いに並ぶ冬の桜

「うずの丘 大鳴門橋記念館」ただ玉ねぎを撮るために

さて、いよいよ慶野松原を離れ次の目的地へ。

西淡三原ICから高速道路を利用して「うずの丘 大鳴門橋記念館」を目指した。

目的はただ一つ、玉ねぎを見たかった。

「うずの丘 大鳴門橋記念館」の玉ねぎ

おっ玉げー!

なにも足さない、なにも引かない。ただ玉ねぎであることの潔さ。そしてなんと可愛らしいフォルム。

淡路島のポスターでもガイドブックでもどこでもこの玉ねぎは見られるのに、これだけはどうしても自分で写真を撮りたかった。

何枚も何枚も写真を撮った…つもりが、スマホと一眼レフで1枚ずつしか撮っていなかった。よっぽど舞い上がっていたのか。

最後に玉ねぎの皮を少し触ってみた。つるつるに見える玉ねぎは、触ると少しデコボコしていた。

「うずの丘 大鳴門橋記念館」は淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋を望む高台にある。天気が良ければさぞかし素晴らしい景色が見られることだろう。

「うずの丘 大鳴門橋記念館」から望む大鳴門橋

真っ白けー!

館内には今っぽいおしゃれなパッケージのお土産が並んでいた。たしか飲食ブースも見かけた気がする。

歩けば肩がぶつかるほどお客さんがいて、やはりあの玉ねぎのおかげだなと思った。

「うずの丘 大鳴門橋記念館」の詳細【公式サイト】

福良港「福良マルシェ」と「キクカワストアー」で舞い上がる

うずの丘から一路、福良港へ。

地場産品を期待して立ち寄った道の駅「福良」は、昭和の土産屋といった雰囲気で干物や菓子類が多かった。結局、ここではお手洗いだけを借りて、次へ。

道の駅「福良」

道の駅「福良」

道の駅「福良」の詳細【道の駅公式ホームページ】

続いて、道の駅から少し歩いたところにある「福良マルシェ」へ。

「福良マルシェ」(南あわじ市福良)

「福良マルシェ」

ここは私たちにとってジャストミートなマルシェだった。

淡路島産の魚の刺身や惣菜、素麺やお醤油などの地場産品、地元でとれた野菜が小さな店内に所狭しと並んでいる。そう、こういうお店に出会いたかった。淡路島に上陸してからずっと探し求めていた、地場産品を一堂に会したマルシェ

うひゃうひゃはしゃぎながら手に取ったものをすべて買ってしまいそうなところをグッと我慢して、ひとまず刺身5種盛り淡路島手延べふし麺(大田製麺所)だけを購入。

いったんマルシェを出て、すぐ近くの「キクカワストアー」へ向かった。

「キクカワストアー」(南あわじ市福良)

「キクカワストアー」

看板も何もない福良のローカルスーパー。

ここで昼食用のお弁当を買った。お弁当はおかずを選んでから温かいご飯をいれてもらうシステム。

おかずを選んでいる途中、決まったらごはん入れるから言うてね。と、お店のお母さんが明るく声をかけてくれた。

キクカワストアーの店員さんはみんなにこやかで明るかった。少々荒んだ気持ちで入っても思わず笑顔で出てきてしまいそうな雰囲気があった。この時代にこんなスーパーがまだあるんや…。店を出た夫が感動したようにつぶやいていた。

さて、お弁当を抱えて再び「福良マルシェ」へ舞い戻り、今度は夕食用にガシラ唐揚げはもフライを購入。

そういえば先ほど買った刺し盛の内容を忘れてしまい、お会計ついでにレジの男性に尋ねてみた。すると、男性はすでに片付けられていたPOPを引っ張り出してきて丁寧に教えてくれた。弾けんばかりの笑顔だった。

福良で出会った人たちはみな親切を躊躇しなかった。

福良マルシェの最新情報【Instagram】

曇天のビューポイント「若人の広場公園」駐車場

レンタカーに戻り、お弁当をどこで食べようかググってみると、車で10分ほど行ったところに「若人の広場公園」駐車場があるらしい。

山道をグネグネ登ってたどり着いた駐車場は、強風と怖いくらいの曇天でがら空きだった。

ひとまず、視界の開けた方を向いて昼食をいただくことにした。

「若人の広場公園」駐車場(南あわじ市阿万塩屋)

「若人の広場公園」駐車場でお弁当を

福良の「キクカワストアー」で選んだとんかつ弁当。フロントガラスが曇るほど温かいご飯がうれしい。

「キクカワストアー」で買ったとんかつ弁当(南あわじ市福良)

「キクカワストアー」で買ったとんかつ弁当

肉厚でやわらかいとんかつ。副菜は土佐煮っぽいたけのこだったと思う。濃い味でごはんがすすむ。ホテルの朝食といい、淡路島で食べる味は甘めの濃い味が多かった。

「若人の広場公園」駐車場からの景色は、“ひょうごの景観ビューポイント150選”に選ばれているらしい。せっかくなので車を降り、強風と戦いながら曇天のビューポイントを写真に収めておいた。

「若人の広場公園」駐車場から見た福良湾

「若人の広場公園」駐車場から見た福良湾

ひょうごの景観ビューポイント150選 淡路エリア【兵庫県】

さて、そろそろ自宅用のお土産を買い込みながら北上しないといけない時間。まずは、兵庫県最大級だという産直市場を目指した。

つづく→淡路島1泊旅行2日目(後半)産直市場めぐり

(初日の記事はこちら→夫婦旅行の記録-淡路島1泊2日の温泉旅行(初日)

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